伯父のこと

伯父の遺影と祖母の言葉

祖母の家で何よりも忘れられないのは、部屋の奥の仏壇にあったモノクロの大きな写真と、その写真に映る人を語る祖母の言葉でした。

祖母の家(3)

祖母の家へは母と電車で1時間くらいかけて通っていましたが、祖母の家の最寄り駅はとっても田舎の風情があって、その駅舎が大好きでした。 木造の駅舎(たぶん)で自動券売機がなく、厚くて硬くて券売機で買う切符より少し小さい切符を窓口で駅員さんから買…

祖母の家(2)

小さいころは、家族全員で父の車に乗って年に数回遊びに行っていましたが、小学校高学年くらいの頃に、祖母が高熱を出したことをきっかけに(うろ覚え)、母が毎週末、身の回りの世話をしに行くのにくっついて行っていました。 駅から祖母の家まではバスの便…

祖母の家

祖母の家は、茨城県の利根川のすぐ側にありました。団地住まいの私には、庭のある家が憧れだったし、日の当たる縁側や生け垣にいる小さな生き物を探すのも、土手で兄達と散歩するのも大好きでした。祖母はもともとその地が故郷でしたが、祖父と結婚してから…