みたままつり

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靖國神社のみたままつりへ行ってきました。

家にご案内の郵便は来ていたのですが、数年前に行ったときのもはや何の行事なのか分らないほどの人ごみに行くのに躊躇していたのですが、お誘いをいただいたこともあり行ってきたのですが、行ってよかったの一言。声をかけてくれた方には感謝です。

 

今年は参道の両端に並んでいた露店が一切なくなり、初日だったこともあり、ゆったりと参道を歩き、名物の提燈もゆったりと見ることができました。

 

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参道の途中にある、大村益次郎像の周りで盆踊り。
東京音頭や炭坑節など、子供の頃に近所の盆踊り大会で聞いた懐かしい節が聞こえ、思わず踊りの輪の中に入りたくなってしまいました。

でもこうして踊っている人たちの美しい仕草を見ていたら、ど素人が気紛れに踊りの輪の中に入るのは違うな、と思い、じっと見させて(写真を撮らせて)もらうにとどめました。
みたままつりは昭和22年に英霊を慰めるために盆踊りを行ったのが始まりと聞きましたが、本当にそうなのだろうなと見ながら感じました。

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昇殿参拝をさせていただき、伯父や英霊の皆様を思い浮かべていました。
「感謝しています。忘れてはいません」
という言葉では全く足りていなくて、それ以上は何も言えずにいろんな思いの中でお参りさせていただきました。

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お盆で御霊をお迎えして、再び死者と生者が交じり合う。

この昔からある暮らしの中の節目と、靖國の英霊を慰めることはとても日本的で自然なものであると今更ながら感じました。


8月15日にお参りすることがあまりに喧噪的になってしまった今日、みたままつりで英霊に会いに行けたことはとてもありがたく、うれしく感じました。

 

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